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歯つき座金 特注製作・製造

歯つき座金

「歯つき座金」とは

歯つき座金は、別名「菊座金」や「ロックワッシャー」、「スターワッシャー」とも呼ばれる特殊な座金です。その名の通り、座金の内側や外側、あるいはその両方にギザギザとした「歯」が付いているのが特徴です。この歯つき座金は、ねじを締め付けると、その歯がボルトの座面や相手材にしっかりと食い込みます。

これにより、物理的に回転が阻止されるため、ねじの緩みを強力に防止します。また、部材の回り止めとしても機能し、締結された部品をしっかりと固定する役割も果たします。この「食い込み」による高い緩み止め効果が、歯つき座金の最大の特長です。

こんなお悩みありませんか?

歯つき座金
・外歯、内歯、内外歯、さら型など、形状を指定したい。

・歯の数、規格を指定したい。

・材質、表面処理を指定したい。

特注ネジ加工・製作センター.comが
解決いたします!

当社の「歯つき座金」特徴

歯つき座金

金型の設計から製造まで一貫対応

金型の設計から製造まで一貫して対応可能です。
量産品、月産数量が決まっている場合は、金型を製造することで1個当たりのコストを抑えつつ品質を一定に保って納品対応が可能です。
歯つき座金

特注材質・サイズ・形状に高精度加工

市販品だと材質・表面処理が限られていますが、全加工で対応するためご希望の条件で対応致します。
規格も図面でご指示いただければ対応可能です。

当社の「歯つき座金」対応領域

標準規格 ・呼び径:M3~M20
 外歯、内歯両方
材質 鉄・ステンレス・他

材質によって対応可能な呼び径が異なります。

「歯つき座金」事例

「歯つき座金」に関するよくある質問

Q1: 歯つき座金は、どのような目的で使われる座金ですか?
A1: 歯つき座金は、主にねじの緩み止めと部材の回り止めを目的として使用されます。座金に設けられた歯が、ボルトの座面や相手材に食い込むことで、物理的に回転を阻止し、振動や衝撃によるねじの緩みを強力に防ぎます。
Q2: 歯つき座金を使うと、締結する部品に傷がつくことはありますか?
A2: はい、歯つき座金は歯が部材に食い込むことで緩み止め効果を発揮するため、締結する部品の座面やボルトの頭部に傷がつく可能性があります。そのため、外観を重視する箇所や、頻繁に分解・組み立てを行う箇所での使用には注意が必要です。
Q3: 特注で歯つき座金を製作してもらうことは可能ですか?
A3: はい、可能です。標準品では対応できない特殊なサイズ、材質、歯の形状、または表面処理が必要な場合は、特注での製作を検討できます。具体的な用途や要求される性能をお伝えいただければ、最適な仕様をご提案できます。
Q4: 特注の歯つき座金を依頼する際、どのような情報が必要になりますか?
A4: 特注依頼の際には、**ねじの呼び径、座金の外径・内径、板厚、希望する歯の形状(内歯、外歯、内外歯など)、材質、表面処理の有無、数量、そして使用される環境(温度、腐食性、振動の有無など)**といった情報をお知らせいただけるとスムーズです。図面があればより正確な見積もりが可能です。
Q5: 歯つき座金とばね座金では、どちらの方が緩み止め効果が高いですか?
A5: 一般的に、歯つき座金の方が物理的な食い込みによる緩み止め効果は高いとされています。ばね座金はバネの反発力で緩みを抑制しますが、歯つき座金は歯が食い込むことで回転を直接阻止するため、より強力な回り止め効果が期待できます。ただし、使用環境や締め付け条件によって最適な選択は異なります。

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