保守部品として、お客様よりM4×16の寸切りボルトへの特殊追加工をご依頼いただきました。このボルトを機械に取り付けた後、先端のキリ穴部に繊維を通して使用したいという機能的なご要望がありました。

この加工は、M4というサイズが小さいため非常に難しく、加工しにくいという課題がありました。

この課題に対し、当社は長い寸切りボルトを仕入れ、それをベースに加工を行う方法を採用いたしました。まず、長い状態で先端のキリ穴加工とギザギザの加工（ローレットまたは面取り加工と推測される）を実施し、その後にご要望のM4×16の全長にカットして仕上げることで、効率的に精密加工を完了させました。