溝付きナット 特注製作・製造

「溝付きナット」とは
溝付きナットとは、六角ナットの上面や側面に溝が複数(通常6つ)切られた特殊なナットのことです。この溝は、ボルトにあけられた穴に割ピンを差し込むことで、ナットの回転を物理的に防ぎ、緩み止めや脱落防止の機能を持たせるために使用されます。
こんなお悩みありませんか?

・厚みを変更したい
・規格にないサイズを図面通りに製作してほしい
・材質、表面処理を指定したい
・規格にないサイズを図面通りに製作してほしい
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特注ネジ加工・製作センター.comが
解決いたします!
当社の「溝付きナット」特徴

規格品も量産によってコスト軽減が可能
当社は、溝付きナットの追加工に多数の実績がございます。
自動加工機があるため、均一の精度で製作することが可能です。
規格品の量産によるコスト軽減も可能です。
自動加工機があるため、均一の精度で製作することが可能です。
規格品の量産によるコスト軽減も可能です。

幅広い材質・表面処理に対応
市販にない材質、表面処理をご希望の場合も柔軟にご対応いたします。図面をお送りいただけましたら、数量や寸法に応じて、社内及び協力会社にて検討します。
1点からでも特注対応を承っております。
1点からでも特注対応を承っております。
当社の「溝付きナット」対応領域
標準規格 | ・呼び径:M5~M36 ・首下長さ:6~38mm ※呼び径によって対応可能長さは異なります。 |
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材質 | 鉄・炭素鋼・ステンレス、他 |
表面処理 | 黒染め・ユニクロメッキ・三価ホワイト、他 |
その他、規格外サイズもご対応いたします。
全長もご希望がございましたらご相談ください。
「溝付きナット」事例
「溝付きナット」に関するよくある質問
- 溝付きナットはどのような目的で使われますか?
- 主な目的は、緩み止めと脱落防止です。特に、振動や衝撃が加わる箇所、または万が一ナットが緩んだ場合に重大な事故につながる可能性がある重要保安部品の締結に用いられます。
- 溝付きナットの「1種」と「2種(キャッスルナット)」の違いは何ですか?
- 1種(キクナット)は、六角ナットの上面に直接溝が切られています。
2種(キャッスルナット)は、六角ナットの片側が円筒形に延長され、その円筒部分に溝が切られています。その形状が西洋の城の塔に似ていることから「キャッスルナット」と呼ばれます。
- 溝付きナットを使う際の注意点はありますか?
- 溝付きナットは、必ずボルトに開けられた穴と組み合わせて割ピンを使用する必要があります。ナット単体では緩み止め効果はありません。また、割ピンの挿入や加工に手間がかかるため、作業工数が増える可能性があります。
- 溝付きナットはどのような場所でよく使われますか?
- 主に自動車の足回りやステアリング機構、鉄道車両の連結部、航空機、大型産業機械など、高い安全性が求められる重要部品の締結に広く採用されています。
- 溝付きナットの選定で特に考慮すべき点は何ですか?
- 締結する部品の重要度と安全性要求レベルが最も重要です。また、ボルトのピン穴の位置とナットの溝が合うか、必要なナットの高さ(高型・低型)、そして使用環境(振動、温度、腐食など)に適した材質と表面処理を選ぶことも重要です。